すり替わったアラミス―決断



「なぁルネ、結婚するか修道院に行くか、いい加減決めてくれないかなぁ」

夕暮れ時、遠乗りから帰ってきて自室でくつろいでいる妹の元を訪れたアンリはため息交じりに言った。正直、もう何度このセリフを口にしただろう、と思う。


叔父の葬儀のあった日から一ヶ月が過ぎ、この間遺産整理やら相続手続きやらが粛々と進められていった。

残されたもののほとんどが物言わぬ物や土地、さらに叔父が生前遺書をしっかりと残しておいてくれたため、それ関係は何の滞りもなく進めることができたのだが…。

「叔父上が残してくれていたもので、あと始末できていなのはお前だけなんだよ」

アンリは兄として後見人として、妹の今後の身の立て方について責任を負わなければならない立場にある。自分のためにも、そして何より妹の秘密を外に漏らさないためにも、何とか落ち着く先を見つけてもらわなければならなかったのだが…この一ヶ月の間、毎日のように話を持ち出すものらりくらりと躱され、全然話が進んでいなかったのだ。

こんなことにこれ以上自分の貴重な時間を費やしたくはなかったが、ヘタにこのまま放置しておけば自分の足を引っ張ることになりかねないため―アンリにしてみれば、こういった「人と人とがすり替わる」計画の場合、本人には表舞台から退場してもらうのがセオリーだった―、今日こそは何としても話にケリをつけてやろうとやってきたのだが…。

「だから、どっちも嫌って言ってるじゃない?」

妹の返事は相変わらずそっけない。

「って言ってもなぁ…どっちかしかないんだから仕方ないだろう。わがまま言うなよな」

アンリはベッドの上に寝っころがり、お菓子をつまみながらごろごろしている妹の傍に腰を下ろすと、いい年してお行儀の悪いことしてるんじゃない、と菓子の入った皿を取り上げた。この時代、女性の身の振り方といったら結婚するか、修道院に行くしかないのだ。

「そもそも、なんでその2つしかないのよ?」

ルネが不服そうに聞く。

「一択よりいいじゃないか。一応お前の意志聞いて、好きなようにさせてやろうって言うんだから」
「ねぇそんなことよりさ」

ルネは起き上がると、興味津々な眼差しを向けて言った。

「お兄様は今までどこで何をしてたの?この間言っていた『俺の目的』って何?」
「俺のことはどうだっていいだろ。今はお前の話をしているんだから」
「お兄様には私が今までどこで何してたのか全部教えたのに、お兄様が自分のことを私に何も教えてくれないなんて、ずるい」
「ずるくないだろ。俺がお前のことを知ったのは、止む終えない事情があるからなんだから」
「ケチ」
「…あのなぁルネ」

アンリは妹の手を優しく包み込むと、常人だったらつい心が動かされてしまいそうな、真心のこもった口調で言った。

「叔父上が生前何て言ってたのか知らないけど、お前がいつまでもこんなんじゃ叔父上だって安心して眠ってられないだろ。最後の親孝行だと思って、いい加減ちゃんと落ち着いてくれ、な?」
「だから、どっちも嫌なんだってば。そもそもフランソワ以外の男の人と結婚する気なんてないし…」
「よし、じゃあ修道院だな。どこか希望する所あるか?ないんだったら知り合いに頼んで良い所いくつか紹介してやるからそれで…」
「私、お兄様と一緒が良い」
「イエズス会は男子修道会だ。女子はないんだよ」
「そうじゃなくて…」

ルネはもどかしそうに続けた。

「イエズス会って表向きは敬虔な修道会で、世界各地を飛び回って布教活動してるそうだけど、裏じゃ秘密活動やってるって噂よ?国の要人を裏で操ったり、重大な陰謀に関わったりしてるって。布教団だったら男も女も関係ないっていうし。だから私…」
「なんだよ、お前までそんな噂信じてるのか?全くこれだから世俗の連中は…」

アンリは露骨に嫌な顔をした。その時「失礼します」の声とともに、従僕の1人が顔を出した。

「旦那様、それそろお出かけのお時間なのですが…」
「ああ、もうそんな時間か」

この日は夜、パリの神学者の家で食事をすることになっていたのだ。

「じゃあルネ、俺はこれから出かけるから、俺が帰って来るまでにちゃんとどうするか決めておけよ!」

まだ何か言いたそうな妹には目もくれず、アンリは先ほど取り上げた皿を従僕に預けると、足早に屋敷を後にした。


◇◇◇◇◇◇◇◇


その夜、ルネはアンリの部屋に忍び込んだ。

このところ、兄から今後の身の振り方について話題にされることが増えてきた。叔父の葬儀のあった翌日から話題にはされていたが、遺産整理や相続の手続きが粗方終わったこともあり、ようやく本腰を入れることにしたのだろう。

ルネ自身、兄の言っていることはよく分かっているつもりだった。秘密を守るためには政治的係争や陰謀などとは無縁な男性と結婚するなり、世俗から遠く離れた修道院に入った方が絶対に良いに決まっている。

だが、そんな自分の身の振り方より、兄がこれまでどこで何をしていたかの方が遥かに気になっていた。

正直、兄は只の坊主ではないと思う。叔父の葬儀のあった日の兄の口から出た「畜生め!」というセリフやスペインで公爵の位を賜ったという事実…。

公爵なんて、世襲ならともなく二十代そこそこの若者が簡単にもらえる代物ではないのだ。しかも兄はフランス人で、スペイン人から見ると外国人だ。外国の田舎貴族出身の若い司祭がいきなり公爵など、普通ありえない。

何よりスペインは、イエズス会の総本山みたいなところだ。

叔父の話によると、兄はスペインの神学校で優秀な成績を修め、それがお偉方の目に留まり公爵に任ぜられたそうなのだが、実際のところは兄はイエズス会の秘密工作員か何かで、スペイン公爵の位は過去に何か目覚ましい働きをしたか、もしくは彼が自由に王宮に出入りしたり、各国要人と会うために与えられた身分といったところなのだろう。

何とかしてそれを聞き出そうとしているのだが、その度に今日のようにのらりくらりと躱されてしまっていた。

だが逆に言えば、煙に巻こうとする態度そのものが、自分の予想が正解であることを示しているとも言える。

兄は自分が帰ってくるまでに答えを決めておけと言っていた。決めなければ多分どちらかを強制されるのだろうが、そうなってしまってはこちらが欲しい答えを手に入れることなど永遠にできない。

だから、何としても兄の示したタイムリミットまでに証拠をつかんで、それを兄に示してやろうと思ったのだ。

今夜、知り合いの神学者の家に食事に呼ばれたと言っていたが、どうせ朝帰りだろう(この一月ほど、そういう口実で家を空け、朝に帰ってくることがしばしばあった)。兄が帰って来るまで、時間はたっぷりある。

ルネはあたりに気を配りながら部屋の扉をそっと閉めると、兄の机に近づいた。ロウソクで手元を照らしながら抽斗を一つ一つ丁寧に開け、中の物を取り出しては、一つ一つ元あった場所に戻していく。

―証拠になりそうなものはない…か。

続いて本棚に近寄ると本を一冊一冊取り出し、本の中や本棚の奥に何かそれらしき物がないか確認していった。

―まぁ、そう簡単に見つかるところに隠しはしないよね…。

あと探していない所は…と部屋の中を見渡すと、暖炉が目に入った。書類の燃えカスでも残っていないかと火かき棒で灰をゆっくりかき回していく。

その時、ギィ…と部屋の扉が開く音がした。

「誰!?」

鋭い声を上げて振り向くと、大きめの封筒を抱えた従僕が一人、恐縮そうな顔をして立っていた。

「あ…すっすみません!まさかいらっしゃるとは思ってなかったので…。何されてるんですか?」

従僕が怪訝そうに聞く。こんな時分に暖炉の前でかがんでいるのは確かに不審過ぎた。

「ああその、えーと…この間ここに来たときイヤリング片方落としちゃったみたいだったから、探しに来てたのよ」
「そうですか?言って頂ければ私どもで探しますのに…」
「あ、い、いいのいいの!大切なものだから自分で探すわ!それより、お前こそ何か用?」

これ以上この件を追及されたらたまらない。ルネは話題を変えた。

「アンリ様宛に郵便物が届いたので…」
「そう、じゃあその机の上に置いといて」

従僕がパサリと封筒を、先ほどまでルネがいろいろ探し回っていた机の上に置いた。

「あの、本当にお手伝いしなくてもよろしいのですか?」

従僕が出がけに、ちらりとルネの方を見て尋ねる。

「いいのいいの。気にしないで!お前はもうお休み」

従僕は一礼すると部屋から出て行った。

―郵便?こんな時間に…?

ルネは扉が閉まり、従僕の足音が聞こえなくなるのを確認すると、机の上の封筒に飛びかかった。送り主は誰だろうと宛名を確認する。

―修道会からだわ!!

ルネは破らないようにそっと封を開けると中から書類を取り出した。普通の便箋より少し大きめの紙が2〜3枚入っている。そこには修道会の活動報告が記されていた。

ルネは一枚一枚丁寧に目を通していった。主に異国の地での布教活動に触れられていたが、船が難破したこと、異教徒の地で迫害に遭ったこと、また同じカトリックの他の修道会から貶められ、異国の地を後にしなければならなかったことなども含まれていた。

ふとその中に、手書きのメモが一枚紛れ込んでいるのに気が付いた。封筒に入れる際、誤って入ってしまったのだろうか?

メモには走り書きでこう書いてあった。

『新約聖書「使徒言行録」6章3−7節』

―何のことだろう…?

机の上に置いてあった兄の聖書に手を伸ばし、当該箇所を開いてみる。

―これは…暗号?いや、暗号と言うよりこれは…。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇


「何をしている」

部屋の中に、鉄を打ったような冷たい声が響き渡った。見ると兄が扉に背を預け、こちらをじっと見つめている。

「人の部屋に勝手に入って郵便物を漁るなんて、随分とお行儀が良いことだな」

驚愕の表情が隠せない妹に、アンリが冷ややかな視線を向けて近づいてくる。その冷たい眼差しから、ルネは視線を逸らすことができなかった。

「ず…随分と早いお帰りね」

やっとのことで言葉を絞り出す。いくらか声が上ずっているのが自分にも分かった。

「ああ。予定より早く話が終わってな。今日は日付が変わる前に戻って来れたんだよ」

…というのは真っ赤な嘘で、出掛けに妹に妙な行動があったら知らせるようにと、予め家人らに言っておいたのだ。妹がアンリの部屋に勝手に入って何かを探していると聞いたので、急いで帰ってきたのである。

アンリはルネの目の前に来ると、彼女が手に持っているメモをひったくった。

兄の威圧的な雰囲気に一瞬呑まれそうになったルネだったが、気力を振り絞ると会報を兄に突き出し、問い詰めるような口調で言った。

「こ…っこの活動報告書…だだの修道会会報じゃないわね。活動報告に紛れて秘密指令も出されている…そうでしょ?」

アンリはメモに視線を落としながら、黙ってルネの話を聞いている。

「本題はその手書きのメモ、『新約聖書「使徒言行録」6章』ってやつ。説教か何かに使う聖書の引用箇所をメモした紙がうっかり入っちゃった風を装っているけど、本当に重要なのはこのメモの方だわ」

アンリは静かに顔を上げて言った。

「何を言っているんだか分からんな」
「しらばっくれてもムダよ!使徒言行録6章3−7節にはこうあるわ。『あなた方の中から、“霊”と知恵に満ちた評判の良い7人を選びなさい。彼らにその仕事を任せよう。私達は、祈りと御言葉の奉仕に専念することにします。…一同はこの提案に賛成し、信仰と聖霊に満ちている7人を選んだ。こうして神の言葉はますます広がり、弟子の数はエルサレムで非常に増えて行き、祭司も大勢この信仰に入った』」。
「……」
「つまり、こういうことよ。イエズス会は世界各地に布教団という名の工作員を派遣している。でも命を落としたり、迫害に遭ったりして、優秀な人材が減ってきている。だから新しい人材が必要なのよ。これは自分達の役に立つような優秀な人材を確保せよという指令…神の言葉、つまり修道会の理念が世界にますます広がり、会員の数が増えるように。修道会の影響力が教会…ひいては世界に及ぶように。それを新たに弟子を選出し主の教えをエルサレム中に広めたこの聖書の一節を用いて伝えようとした、そうでしょ?」

アンリは無言でメモを、机の上のロウソクの火で焼き捨てた。

「なっ何をするの!?」ルネが血相を変えて叫ぶ。
「証拠隠滅。常識だろ」

アンリはメモが十分に燃え切ったことを確認すると、それを暖炉の中に捨て、火かき棒で細かく砕きながら他の灰と混ぜこぜにしてしまった。

アンリはルネに向き直って言った。

「さて、これでお前の戯言を裏付けるものがなくなってしまったんだが。お前のことはどうするかなぁ?」
「えっ?」
「まさか宗団の秘密を知られて、俺が黙っていると思ってるわけじゃないよな?」

ルネは背中に冷たい汗が流れるのを感じた。だが今更引くわけにはいかない。今がチャンスなのだ。ルネは意を決して口を開いた。

「私じゃ…ダメ?」
「は?」
「私なら宗団の…いえ、お兄様のお役に立てると思うの。絶対後悔させないから…だから…」

本当は、政治的係争や陰謀などとは無縁な男と結婚して、静かな人生を送った方がいいのかもしれない。秘密を守ることを考えれば、世俗とは縁のない修道院に入った方がはるかに安全だろう。

だが、自分だけ安全な世界でのうのうと生きていていいのか、とも思う。

兄は自分とすり替わることを承知してくれた。それがどんなに危険なことなのか分かっていながら、だ。やっていることがバレたら兄の首だって確実に飛ぶ。兄は秘密を共有した時点で命がけなのだ。そんな負担を兄一人に強いるわけにはいかない。

兄がその身を以て私を守ってくれるのなら、私は自分の持てる力の全てを使って兄を守ろう。兄はアラミスとしての経歴を兄自身の目的ために使うつもりのようだが、ならば私はその目的の達成を全身全霊でサポートする―それが秘密を守ることにつながり、ひいては兄や友人達を含め自分に関わった人達を守ることにつながるのだ。

―自分でしでかしたことの責任も取れず、ただただ周りの好意に甘え、守られているだけでいるのは、もうたくさん。

それが叔父の葬儀が終わり、兄に全てを話した後、彼女が出した結論だった。


◇◇◇◇◇◇◇


「だから、私をお兄様のそばに置いてほしいの!」

必死になって懇願する妹を見て、アンリは苛立たしげに口を開いた。

「お前、この間俺が言ったこと、ちゃんと聞いてたか?」
「聞いてたわ」
「バレたらタダじゃ済まないんだぞ」
「良く分かってる」
「お前が外に出るってことは、アラミス殿に瓜二つのお前の姿が衆目に晒されるってことだ。バレるリスクが上がるってことなんだぞ」
「バレるリスクなら、彼とまるっきり違う容姿のお兄様が一人でいても変わらないと思うわ。あれだけ『女じゃないか』って言われてたのに誰も本当に女だって思わなかったくらいだもの。いくら容姿が似てても女が銃士だったなんて誰も思わないはずよ。むしろ『容姿が同じ別人の女』と『容姿が違う本人』が一緒にいた方が、疑いを逸らしやすいと思うの」

アンリは、妹の言っていることも一理あると思った。本人を直接見たことがない人ならともかく、本人を直接目にした人は容姿の違いで明らかに別人と分かるだろう。ならば「容姿が同じであっても女が銃士であるわけがないから、容姿が別人であっても男であれば銃士だったはずだ」という理論に持って行く…かつて彼女に有利に働いた「銃士隊に女がいるはずはない」という世間一般の思い込みを、逆手に取ろうというわけだ。

「それに、お兄様にとっても、『アラミスだったときのこと』を詳しく知る人間が傍にいた方が、何かと便利だと思うの。違って?」
「それは…まぁ…」

確かに、銃士隊にいたときのことは一通り聞いたとはいえ、全てを完ぺきに覚えられたわけではない。もちろん適当にはぐらかす術を持っていないわけではなかったが、最初の内は「実際に体験した本人」のサポートがあった方が、話の内容で相手に疑いを持たせないという点において大いに役立つのは明らかだった。

―それに、無理やり結婚させたり修道院に入れたりしても、大人しくしてくれるタイプではなさそうだしなぁ…。

アンリは大きくため息をついた。

「分かった。俺の負けだ。お前を使ってやる。ただし!」

厄介な駆け引きを終えてホッと一息ついた妹に、アンリは釘を刺すように言った。

「俺の足を引っ張るようなことがあったら、その時は構わず修道院にブチ込んでやるからな!!」
「…望むところよ」


こうしてルネは、結婚でも修道院行きでもない、第3の選択肢を得ることができた。



アンリがルネの実力を認め、彼女を自身の正式なブレーンとするのは、まだ少し先のお話。



〜終〜

―――――――――――

ダル物で前管区長がアラミスに言伝た内容から察するに、アラミスも司祭時代はスパイ活動したり、結構キケンな仕事に手を染めていたんじゃないかと思ってます。暗号だって作ってたみたいだし。

今回の話の最大の目的は「アニ三アラミスとイエズス会との直接的な接点を作ること」。イエズス会は男子修道会で女子はないからさー(現代ではイエズス会系の女子修道会も存在しているけど、それは本当に最近になってからの話)、アニ三アラミス銃士辞めた後イエズス会入れないじゃんつまんねぇじゃんイエズス会と関係ないアラミスなんてアラミスじゃねぇよう!って思ってたら原作に布教団の話があって(9巻47章)、「それだー!!!」って思ったのでした。目指せ、世界を股にかけるキャリアウーマン!ってね☆

布教団の設定は原作のシュブルーズ夫人の話(同)より。あの話読んだとき「この布教団って絶対スパイ集団だよね!」って思ったのでした。本当のイエズス会の人が聞いたらものすごく怒られそうですが(汗)。あとイエズス会のことを「宗団」って言うのはあまり適切ではないそうなんですけど、その辺は原作準拠ということで…。っていうか、今まで結構こだわって「宗団」って言葉使うの避けるようにしてたんですけどそろそろ限界が…(汗)。

暗号というか秘密指令、陳腐な方法でスンマセン。しかもかなり強引だし。私にフランス語が分かるんだったら言葉使った暗号文とか考えてみたかも知れないんですけど、さすがに分からないからさー。しかし聖書のくだりをこんな風に使うなんて罰当たりもいいとこだね私。関係者に知られたらものすごく怒られそう…。

これで「すり替わったアラミス」の「はじまりシリーズ」はお終いです。次はイギリス行き前夜かスペインでの一幕かボーフォール公奪還前の話かトレビルの話になる予定。ポルトスとの関係もちゃんと書きたかったんだけどなんかもう自分の中でどうでも良くなってきたので(特にそれに関連して設定とか考察とか語りたいこともないのでね)ここでサラリと書いてしまうと、ポルトスはアラミスのこと「知っている」ということになっています。時期的には「手紙の行方」の後、「欧州の美味いもん食べ歩きの旅」に出かけた際にルネさんに会って、その時になんとな〜く気付いたんだけど特に追及するでもなくそのまんまって感じ。「旧友会見〜@」でのポルトスのセリフはそれが下地にあったりします(この時はまだポルトスの話書く気満々だったからあまり詳しくは書かなかったんだよねー)。

この当時の貴族の相続手続きとか遺産整理ってどのくらい時間かかったんだろう?原作では遺言を弁護士が読み上げてあっさり終わった気がしたんだけど(11巻のポルトスの遺言の辺りね)、私物だって結構あるだろうし、相続手続きはともかくとして形見分けとか結構時間かかりそうな気がするし…最初2週間にしたんだけど2週間じゃちょっと短いかも、っていうかさすがに2週間で気付かれる朝帰り癖ってのもどうよ?と思ったので適当に1ヶ月にしたら、1ヶ月も同じ屋根の下で攻防繰り広げてたというオソロシイ設定になってしまいましたよ(汗)。

尚、修道会会報の内容は一応キリスト教の東アジア布教で実際にあった(らしい)ことを参考にしています。年代バラバラだったり修道会が違ってたりするのもあるけど…。

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