<旧友会見の時迫る>あとがきとというか言い訳


アトアラがやりたいのかダルアラがやりたいのかアトダルがやりたいのか自分でもよく分からなくなってきてますが(笑)(いや、やりたいのはアラアラです。それは間違いない)。

新王宮前広場はすっ飛ばして回想シーンで少し触れるくらいにしようかと思ってたんだけど、ここまでやった責任上やらなきゃいけなような気になってきた…。でもここまでこじれた関係を自分でちゃんと真正面から取り上げることができるのか自信ない…っていうか、アラミスを想う男たちの四つ巴の腹の探り合いなんて複雑すぎて書けるかーっっ!って思ったら回想シーンで逃げるかも知れないです…。

…ていうか原作の文章やタイトルをそのまま使う罪悪感にそろそろ耐えられなくなってきた(苦笑)。これでも丸ごと同じになる部分(章)は省いてるんだけど。まぁ所詮「この設定でダル物のこのシーンやってみたい!」っていうのだからね…。


ちなみに今回何がやりたかったかっていうと、原作のダルの「アラミスは人が変わった」発言。ええもちろんそういう意味で言ったわけではないのは分かってますが、この設定でこれはやっぱ使いたいでしょ(笑)。「声まですっかり変わった」(30章)らしいですからね。第一部アラミスと第二部アラミスは別人確定だよね!

原作で三銃士がフロンドの乱に参加した動機は結構不純だと思ってます。ポルトスは男爵になりたいからだし、アラミスとアトスの動機ってのはポルトスほどはっきりしないですが、アラミスはきっとロングヴィル夫人との関係だろうし、アトスはシュブルーズ夫人目当て?というかラウルのため?のような気がするし。アトスの「マザランが嫌い」は本当なんだろうけど多分表向きなんじゃないかな、という解釈。だってあそこまでダルラブなアトスが、ダルがマザラン派だって知った後に敵対勢力の中心人物の1人として積極的に動くだろうかって疑問なんだよね。

なんかアンリが最後に何か企んでいるみたいな感じで終わってしまった…。別に何か企んでるわけじゃないんです…ないのですが、何度読んでも何か企んでるようにしか見えないのはなぜだ…(苦笑)。



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